保有空地・保安距離低減対策支援
(危険物施設/ガス施設・設備)

輻射熱・爆風圧の合理的な影響評価で、施設レイアウトの最適化を支援

2026年4月3日に「危険物の規制に関する政令」、「危険物の規制に関する規則」および「危険物の規制に関する技術上の基準の細目を定める告示」が改正され、危険物施設に係る「保有空地・保安距離」について、隣接施設への輻射熱や爆風圧の影響を評価し、一定の安全措置を講じることにより、低減できるようになりました。

限られた敷地条件での「保有空地・保安距離」の合理的確保・低減を支援。敷地制約の課題を、技術基準に基づいた合理的な影響評価で解決。最新の法令・基準をクリアしながら、施設レイアウトの最適化を支援します。

Details of the business
保有空地低減のイメージ
保有空地低減のイメージ

消防法令改正の概要

これまで一律に規定されていた危険物施設の「保有空地(周囲のスペース)」や、高圧ガス施設等との「保安距離」について、一定の防火措置を講じることで規制の特例(距離の短縮・免除)が認められるようになりました。

危険物施設の増設・移設・更新、用途変更、隣地開発等の周辺環境変化などに伴い、距離条件について見直しや再検討が必要な場合に、技術的な検証結果に基づく合理的な距離設定が可能となります。

Problems that can be solved

We can solve these problems!

  • 増設したいが、保有空地(空地幅)が確保できず計画が止まっている。

  • 隣地に建物が建ち、既設設備の保安距離条件の見直しが必要になった。

  • 設備更新で仕様が変わり、距離条件や手続き(変更許可/届出)を整理したい。

  • 行政との事前相談を含めて検討を進めたいが、どのような説明資料を準備すればよいか分からない。

  • 高圧ガス保安法における保安距離や設備間距離においても、同様の検討をしたい。

支援内容

火災・爆発想定シナリオに基づいて隣接施設への熱影響や爆風圧などを計算し、防火壁、防爆壁の位置及び寸法(高さ、幅)、または水幕設備や散水設備による熱影響の低減効果の検証、さらに設備そのものの基本設計など、下記の関連する技術サポートを実施します。

消防法(危険物)のみならず、高圧ガス保安法における距離要件(保安距離、設備間距離、保安区画等)の同様な低減措置についても対応可能ですので、ご相談ください。

評価イメージ

保有空地

火災のシナリオに基づき、危険物施設と隣接施設への熱影響を算出し評価します。また、防火壁や水幕施設などによる熱影響の低減効果の検証も行います。

危険物施設と隣接建物等の間で、火災発生時に相互に受ける影響の評価
危険物施設と隣接建物等の間で、火災発生時に相互に受ける影響の評価イメージ
保安距離

爆発想定シナリオに基づき、危険物施設と高圧ガス施設相互に受ける輻射熱や爆風圧の影響を算出し評価します。また、防爆壁や水幕施設などによる低減効果についても検証します。

危険物施設の火災が高圧ガス施設に及ぼす影響を評価
危険物施設の火災が高圧ガス施設に及ぼす影響を評価イメージ
高圧ガス施設の爆発事故が危険物施設に及ぼす影響を評価
高圧ガス施設の爆発事故が危険物施設に及ぼす影響を評価イメージ

Main Achievements

  • タンク全面火災の輻射熱による隣接タンクおよびその内容物への影響評価
  • タンク全面火災の輻射熱による隣接建屋(壁、窓ガラス、配線ケーブル、建屋内温度)への影響評価
  • タンク全面火災の輻射熱による配管ラックへの影響評価
  • 放水(水幕設備・散水設備)による輻射熱低減効果の検証
  • 危険物施設・高圧ガス設備間距離低減のための隔壁(防爆壁)設置検討に伴う爆風圧計算